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値段が高くて良いものは世の中にたくさんあるから 値段が高くて良いものは世の中にたくさんあるから

値段が高くて良いものは世の中にたくさんあるから

2026.02.08

今の世の中は品質が良くて当たり前です。

一昔前であれば

縫製が雑

すぐに型崩れする

洗ったら終わり

そんな服が確かに存在していました。

でも今は違います。

生産国がどこであっても

技術は世界中に広がり

最低限の品質はきちんと担保される時代になりました。

例えば

海外生産と聞いて不安を感じることは

以前よりずっと少なくなっています。

縫製も安定していて

素材も十分

普通に着る分には何の問題もない。

つまり

品質が良いこと自体は

もはや特別な価値ではなくなっています。

そんな中で

最近は日本のものづくりを前面に出した製品やメーカーも増えてきました。

日本で作ること

日本の職人を守ること

それを応援するような消費行動も確かに広がっています。

それはとても大切な流れだと思います。

ただ一方で

人件費は上がり

原料価格も上がり

輸送コストも増え

さらに円安が追い打ちをかけています。

値上げは仕方がない

高くなるのは当然

そういう空気が当たり前になってきました。

でも

それが続くと

ファッションはだんだん特別なものになっていきます。

気軽に買えない

失敗したくない

挑戦しにくい

それは少し寂しいなと私たちは思っています。

「高くて良いものは もう世の中にたくさんあります。」

だから私たちは

安くて良いものをどうやって作れるか

そこに力を使っています。

残糸や残布を使ったサステナブルなものづくり。

本来は使われずに終わってしまう素材に

もう一度出番をつくる。

中間コストをできるだけ減らし

生産者と直接向き合い

お互いに無理をしない関係をつくる。

生産する側も

売る側も

そして買う側も

誰かが我慢するのではなく

ちゃんと納得できる形を目指す。

そうやって生まれた服を

気軽に手に取ってもらい

今日はこれを着ようかなと

楽しく選んでもらいたい。

ファッションは

もっと自由で

もっと日常に近いものだと思っています。

高くて良いものが溢れる今だからこそ

安くて良いものを本気でつくる。

それが

私たちが毎日考えていることです。